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2007年05月28日

シベリア少女鉄道『永遠かもしれない』

シアターグリーンのBIG TREE THEATERにて、シベリア少女鉄道の「永遠かもしれない」を見てまいりました。やはりシベリア少女鉄道、なんだかんだ言って見ておいて損は無い劇団だなぁと、改めて感じられる傑作でありました。

シベリア少女鉄道『残酷な神が支配する』
シベリア少女鉄道『ここでキスして。』
シベリア少女鉄道『スラムダンク』
シベリア少女鉄道『笑顔の行方』
シベリア少女鉄道『アパートの窓割ります』
シベリア少女鉄道『VR』
シベリア少女鉄道『天までとどけ』

一時期は不作続きで、「シベリア少女は終わった」なんて言葉を掛けられていたとか、いないとか・・・なんていう事もありましたが、スラムダンク辺りで盛り返しつつ、あの頃の土屋亮一の日記で確か「なんか作り方が分かった」なんていう目覚めとも取れるような文章が掲載された記憶もあるのですが、それ以来は見る限りにおいて不作と呼ばれるようなものは無いように思えますね。

(まぁ、私はとりあえず不作だと思ったことは一度もないのですが・・・)

今回の作品は、ギミックの面白さというよりも、テーマに沿った幾つもの「切り口」の豊富さというものにしてやられるといった感じである。これらが、どれもまたあ~なるほどねぇ~と腕を組みつつ「うんうん」と唸ってしまいたくなるようなものばかりであるからすばらしい。

きっと、1つ1つを煮詰めればアトラクション的な作品になるのであろうし、こういう形で炒め物みたいにされるとそれはエレクトリカルパレードであったりする。そのどれもが、結局はシベリア少女鉄道というテーマパークの見世物であることには変わり無いのである。そして、私たち観客は彼らが、そのテーマパークを止めない限りにおいて、そこには夢の国があることを保障してくれるのである。

さて、今回の作品ですが、それはまさに「永遠かもしれない」と観客に思わせる展開のオンパレードである。数々のネタはここではバラしてはいきませんが、よくもまぁここまでネタを詰め込んだなと思えるし上手いなぁと思えるところも多々あるのだ。途中拍手が起こった所などは、やるなぁ~それをやるかぁと管を巻く展開だったりした。別にギミックとか爆発とかそういうのが今回の作品にあるわけではないが、ザワザワと攻め続けられる感覚に襲われる。

また、爆発というものではないが、最後の最後の映像には「やはりシベリア」と思わされる完成度である。まさかこんな映像にそれだけの力を注げるとは・・・これまで培ってきたシベリアの力量を見せ付けられた思いである。あのパロディーをここまでの完成度で仕上げるとは・・・。まぁあれが爆発と言えなくも無いか・・・。

あと、役者の怪演にも拍手を送りたいと思う。特に最近主役の座を奪い取った感のある前畑陽平・篠塚茜のコンビはすごいなぁ。最初のコンビ漫才もすごいと思ったが、そのテンションで2時間走り抜けるのは到底やろうと思うものではないだろう。シベリアの役者だからできること・・・。森口美香さんかな?可哀想な役どころ、彼女みてられない。

あと、ベタポの吉原朱美さん、やっぱり好きだなぁ・・・最近ベタポが無くて残念続きですが、久々に見られてうれしいぞ。楽しいなぁ、彼女・・・ずっと見ていたい。

そうかぁ、あのアニメはそりゃ永遠かと思えるよねぇ。声優を変え続けて放送し続ける根性、きっと私がおじいちゃんになってもやっているのかもしれないなぁ。・・・永遠かもしれない。

posted by yositosi at : 23:27

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