6月の小劇場系注目公演スケジュール
6月2日~6日
コスモル『& Smash In The ○×←』at下北沢OFFOFFシアター
http://www.estyle.ne.jp/cosmol/
6月6日~11日
reset-N + Le Theatre de Ajmer『ADAGIOS』atこまばアゴラ劇場
http://www.reset-n.org/jp/index.html
6月7日~11日
乞局『乞局』at王子小劇場
http://kotubone.hp.infoseek.co.jp/
6月8日~11日
はえぎわPresents真夜中『エビス』at阿佐ヶ谷アルスノーヴァ
http://www.haegiwa.net/
6月13日~18日
アロッタファジャイナ『錆びた少女』atザムザ阿佐ヶ谷
http://www.alotf.com/
6月14日~18日
ブラジル『ダイアナ/疚しい理由』atGallery LE DECO
http://www.medianetjapan.com/10/drama_art/brazil/
6月14日~19日
JACROW『みんなの女』at下北沢OFFOFFシアター
http://www.jacrow.com/
6月15日~18日
くねくねし『尤もな犬』at下北沢駅前劇場
http://www.kunekuneshi.com/
6月21日~25日
アーノルドシュワルツェネガー『スイム』at下北沢駅前劇場
http://www.geocities.jp/arnold_kumiai/
6月22日~26日
青年団若手自主企画『立つ女』atアトリエヘリコプター
http://www.seinendan.org/
6月28日~7月4日
タテヨコ企画+散歩道楽『宇宙も終わる』atサンモールスタジオ
http://sanpo.tateyoko.com/
6月29日~7月2日
転球劇場『3バカ』atスペース・ゼロ
http://www.10q-jp.com/tobira.html
posted by yositosi at : 22:36 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年05月27日
文学座+青年団自主企画交流シリーズ『地下室』
アトリエ春風舎にて、文学座+青年団自主企画交流シリーズ『地下室』を見る・・・しばらく演劇から離れていたのですが、周囲も落ち着き始めたこともあり観劇を徐々に復活の予定。
しのぶさんのレビューを見て、なんか面白そうだったし、松井周さんの作品も見たことが無かったので、急遽足を運ばせていただきました。
支援会員なのに、予約せずに行ったら今度から予約してくださいって言われてしまいました・・・スタッフさんすいませんでした・・・その日の朝、思い付いたので・・・。
久々に面白い作品だった・・・しのぶさん同様に面白くて面白くてしょうがなかったんですが、実は私が見たときに隣に座ってたのが平田オリザさんだったのですが、私以上に笑ってましたよ。
とっても簡単に分かりやすく言ってしまうと、宗教の可笑しさみたいなところですね・・・時々テレビで報じられるじゃないですか?ある家の中で、何人もの人たちが共同生活をしていて、その中に崇められている人がいて、変な食生活しているやつ(大概、食事が変)。
やっている彼らは相当本気だし、宗教の自由ってのもあるから、周りもどうこう言いにくいでしょ・・・そういうところはタブーみたいな世の中だから、無闇に笑うわけにも行かないし。
でも、やっぱりヘッドギアとか可笑しいでしょ?、実際のところ。
今回のお芝居も、そんな宗教チックな共同生活みたいなところが舞台。
最初の内はほのぼのした風景が展開しているんですけど、暗転を繰り返す毎に徐々にグロテスクな光景へとステップアップしていく。
この集団の収入源となっているおいしい水を作る時に必要な土は、有機の元という名前だけど、実は人間のうんちだったりして・・・。
儀式と称した店長とのSEXがあったり・・・コラーゲン化粧品の素材は胎盤だったりなどなど、これでもかとグロテスクだったりするんですね。
でも実のところ、何が面白いかって彼らが本気であることだったりするわけですよ・・・尊師はフルーツが大好き!って普通ならツッコミどころじゃないですか?。
森男はモリモリ食べていっぱいうんちして!なんて駄洒落ですよ!駄洒落!。
そういうことが地下室という外からは見えないところでひっそりと行われている・・・普段は見られないその姿を一生懸命に演じている演劇であるからこそ、私たちは素直に笑い飛ばすことが出来るのだ。
リアリティーが滑稽さを生み出す・・・そういう世の中の特異点みたいなものを炙り出した作品といえるんじゃないだろうか?。
徐々にグロテスクさがアップしていくという演出スタイルも、上手いの一言に尽きる。
そこに、作家の笑い飛ばして欲しいという意図が見え隠れしていると思う。
でも、なんか泣いている人もいたみたい・・・辛かったのかな?。
→演劇ポータル「劇人」は演劇と観客を繋ぎます。posted by yositosi at : 23:01 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年05月16日
5月の小劇場系注目公演スケジュール
5月3日~9日
劇団、本谷有希子(アウェー)『密室彼女』atザ・スズナリ
http://www.motoyayukiko.com/index.shtml
5月3日~9日
衝突安全ボディー『スーパーヒーローイズム』atシアター・グリーン/エリア171
http://shoutotsu.com/
5月11日~14日
無機王『僕の腕枕、君の蟹ばさみ。』at王子小劇場
http://www.mukioh.org/
5月19日~28日
Theatre劇団子 with ザ・カスタネッツ『君とボク』at紀伊國屋ホール
http://www.gekidango.jp/
5月19日~28日
危婦人『大部屋女優 浜子~至福のランデブー~』atサンモールスタジオ
http://www.kifujin.net/
5月23日~29日
遊園地再生事業団『モーターサイクル・ドン・キホーテ』at横浜赤レンガ倉庫
http://www.u-ench.com/
スケジュールを今更書く・・・やっと気持ちに余裕が出てきたので書いてみたが、いつもスケジュールを書くのは面倒なので疲れるが、実は自分がここのスケジュールを見ながら観劇していたことに気が付かされる。
今月はまだ1個もお芝居を見に行っていないのです・・・凄いなぁ・・・、働いているとお芝居見に行く気力でないんです。
明日はようやく青年団のやつ見に行きます。
本谷有希子はチケット予約していたのに、日々に負われてすっかり送金するの忘れてて駄目になったし・・・他にも見たいのあったのに。
まぁ今月は、少し薄めの月な気もしますけど。
劇団子は、何度か観劇している劇団・・・遂に紀伊国屋か凄い。
物語と映像の出来が良いの、いまどきとってもストレートなお芝居です・・・見に行きたいな。
posted by yositosi at : 23:51 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年05月05日
小指値『ツェラーシュバルツカッツ コミック編』
渋谷LE DECOにて、小指値の公演「ツェラーシュバルツカッツ コミック編」を見てまいりました。
パパタラフマラの練習スタジオ・SAIでの3ヶ月連続公演を予定していた小指値ですが、突然の劇場変更や後半2ヶ月分の劇場が見つかっていないなど、多くの話題を提供してくれた今気になる劇団です。
この劇団の作品は今回で3回目、これまでに見た2作品は、不完全のロボットを用いて愛の形を表現する事で、街にたむろする若者達の日常のリアリティーとその崩れのようなものを露呈してくれていた。
今回の作品では、これまで登場していたロボットは消えて、動物達を中心とした手法でやはり愛の形、在り方を描く方向へシフトしていた。
どういう意味なのかは分かりかねるが、WEBで検索してみると「ツェラーシュバルツカッツ」という言葉は、黒猫という愛称で呼ばれているワインの名前なんだそうだ・・・本作品でも、黒猫に扮する役柄があったことから考えても、このお酒からイメージしているという部分はあるのではないだろうか?。
登場人物としては、ネコに鳩、ハエや石に小学生・・・舞台上に鉄の骨組みがあることから考えても、ここはどこかの公園であるようだ。
そこを中心として猫同士、鳩とハエといった組み合わせの恋愛の形が描かれる・・・ダンスを織り交ぜてコミカルに描くその方法論を指してコミック編なのだろうか。
劇団員の様々なイメージを纏め上げていくという手法故に、物語の全体像は殆ど雲を掴むような感覚だが、小指値が常に持っている1本の軸があるとするならば、それはきっと客観的な視点であり、冷めた目線ともいえるような表現であろう。
作品全体は、基本的に男女の関係性に対しての積極的で熱のこもった言い分を展開させていく・・・その様は、強烈に主観的で一方的な主張なのである。
その執拗なまでに主義主張を提示しようというやり方は、小劇場的であり、サブカルチャーらしい・・・そしてまさにアーティススティックなのだ・・・その為には女性の役者を1人裸で舞台上に配置させてしまおうという風に考えられるのも、やはり攻めるべきものと守るべきものの価値観のズレ、表現の絶対という思惑を感じさせてくれる。
そこまで主張や表現への傾倒がありながらも、彼らはそれまで語ってきた物語をあまりにも簡単に自ら壊してしまう。
前回の公演では、登場人物が全員猿になることによって、そして今回ではそれまで猫であった男が猫の着ぐるみを脱ぐ事によって・・・それまでの流れを一瞬にして崩壊させる一手を打ってくる。
それはとても力強い客観的な視点を相対的に生み出してしまう・・・それまでの物語に対する位置が、一気に離れる登場人物であり、それに引き吊られていく観客が現れる。
その離れる作用こそが、客観的な視点を生み出し、そして観客の目を冷めた視線へと変容させる効果をもっているように思わせるのだ・・・作品の最後にその作業が行われることによって、それまでの物語はただ面白いものだけのものではなくて、考えるべきものへと昇華させられる・・・登場人物自らが、作品から一歩出て、作品を参照するのであるから、観客もそうせざるをえなくなるのだ。
観客は、恋愛や今の世界について思いを巡らす瞬間を与えてくれる・・・単純な演劇作品ではない、1つ自分達に跳ね返ってくる秀逸な結末を与えてくれる小指値は、はやり気になる劇団なのである。
しかし、次の1歩みたいなものをそろそろ見せて欲しい・・・そう記して、次の論文編に期待してみたい。
→演劇ポータル「劇人」は演劇と観客を繋ぎます。posted by yositosi at : 23:03 | コメント (0) | トラックバック (0)