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2004年08月27日

カプセル兵団

カプセル兵団のフルメタルウインドを鑑賞してきました。
インターネットでなんか面白いという噂を耳にしたので見に行きました。
ネットで調べてみると、どうやら惑星ピスタチオの匂いがしてきます。
どうやら、関係者だった人が立ち上げた劇団との事。

ピスタチオのパワーマイムを50倍したような、匂いでした。

パワーマイムが個人的にそんなに好きでない私的にはそれだけでげんなりでしたが、それ以上に物語のレベルの低さ、そして役者のレベルの低さ・・・そんなものに感動さえ覚えるほど、ピスタチオを甘くしたような劇団でした。

いやはや・・・インターネットの評価というのは得てして当てにならないものなのである。

ものがたりはヴァンパイアと人間の戦い・・・そこにアンドロイドみたいなのが入ってきて・・・というか、終始銃撃戦でありました。
ネタもあるんだけど、マニアックすぎて私にはわからない。

というか、全然わからない。

というわけで、ピスタチオが好きだという人にもあまりお勧めできない気がする。
ピスタチオを勘違いしている劇団です。

ま、あれだけ馬鹿なもの見せていただけると元気は出るけどさ・・・。

そんな感じ・・・以上!!

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2004年08月26日

エビス堂大交響楽団

変な名前ではあるが、エビス堂大交響楽団はれっきとした劇団である。
ラジオ・ドッグという作品を中野ザ・ポケットにて鑑賞してきました。
関西の劇団ということで、東京での公演は二回目だったそうです。
ま、東京まで出てくるのですから、それなりの評価を向こうで受けてきたのでしょうから、大外れは無いだろうという予想は出来ます。

物語は、テンポの良いシーン展開と音楽、キャラクター性を重視した作品で、アニメーション的なストーリーテリングでありました。
オープニングの音声が、割れていたのにはちょっとげんなりさせられましたが、それ以降は特に気になる点も無く、パワーマイムとかを織り込んで、終始テンション高くて好感は持てましたね。

世界一団の赤星マサノリさんが客演という形で、参加していたのですが、客演どころか主役級の役柄でありました。
確かに、主役の女の子は劇団の子らしく、唯一といって良いほど良い芝居しておりましたが、あれだけ役者が出ていたのに、生きていると思われたのは本当に主役の3人ぐらいでありました。
特に、赤星さんはよかったねぇ。
でも、劇団として、他の劇団の俳優が主役を張っているというのはやっぱりあんまり良い状況じゃないよね。
確かに、東京公演とかそういうことを考えると、知名度や能力のある役者を使いたくなるという気持ちも分かりますし、どういう方法であったにしろ、見てもらわないことには評価も認知もされないわけで、そういうことなら赤星さんを使ってしまうというのも良いと思うけど・・・。

それじゃ、結局劇団の中から良い役者は育たないよね。
赤星さんはとっても良かったけどさ・・・。

物語は、無線をテーマにしたひと夏のアドベンチャーという話。
空には人々の声があふれているという設定で、それらの電波が人々を結んでいるという物語。

感動的なシーンは多々ありましたが、ずるいなぁって思いましたよ。
だって、あれだけ感動的な演出と物語を詰め込まれたら、そりゃ感動するわ!って突っ込みたくなった。
ずるいよなぁ~~。
涙は出てきたけどさ・・・。

というわけで、良い劇団でしたよ。
ストーリーは良かったです。
いろんな劇団の良いところを組み合わせたような演出は、今ひとつ独自性に欠ける気はしましたが、そういうスタイルで続けるのもまた1つの手段だと思います。
けれど、充実した役者陣の育成と物語、演出の独自性の追及が見えると、さらに良い劇団になると思いました。
今の状態では、やはり、どこかの部分ではどこかの劇団に劣るといえると思います。
まだ、この劇団が一番という点が見えてこないので、それが見えると良いですね。

では、また見に行こうと思います。だから、また東京に来てください。

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2004年08月11日

ロスト・イン・トランスレーション

渋谷のシネセゾンで観賞・・・。
バージンスーサイズのソフィアコッポラ監督の作品との事です。
実はバージンスーサイズも見てなければ、特に見たいと思って見たわけではなかった。
友人に誘われるがままの観賞でした。

でも、とっても良い作品でした。
東京を舞台に、2人の外国人がその流れに巻き込まれながら、見失いながら、でも見つめていくという作品。
外国の方が見るのと、東京に住んでいる人や日本人が見るとちょっとコメディーのような雰囲気もありますが、とっても素敵な作品でした。
しゃぶしゃぶと食べて、自分で料理するレストランなんて最悪だってのがあってとっても面白かったですけどね・・・。

どこかのサイトで、監督はもっと自分が知っている土地を舞台にするべきだと言っていましたが、何故この物語において、監督が知っている土地を選ぶ必要があるのか全然わかりません。
日本の表層的なイメージを羅列していくという手法は、日本人には難しく、それが可能になったというところが、素敵部分なのではないでしょうか?
私は、そういう視点で描かれているところに、面白さを感じましたが・・・。

加えて、とても絵が綺麗でした。
写真を切り抜いていったかのような構図で、東京の喧騒と孤独を的確に描写していたと思います。
女優さんも素敵な方でした。

http://www.lit-movie.com/

では、また。

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posted by yositosi at : 12:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年08月03日

オリジナル・テンポ

下北沢駅前劇場にて観賞。
燐光群からの続きで観賞したので、ちょっとバテ気味・・・。

純粋に演じることを楽しみながら作品を創れないかという想いから立ち上げた、劇団☆世界一団の作・演出ウォーリー木下と役者赤星マサノリがプロデュースする演劇ユニット。

とのこと・・・。
世界一団とは壮大な物語と、ポップでキュートな演出で知る人ぞ知る神戸の劇団。
ウォーリーさんから紡ぎ出される物語は尊敬の念を抱かせるほどの素敵の塊であります。
ホント、超えられないなと思わせる人の1人です。
野田秀樹と肩を並ばせるほど私の中では評価高いです。

というわけで、期待して行きましたが、「あれまぁ、ずいぶんとコンセプトの違うこと違うこと」と芝居見ながら呟いてしまいました。
芝居は面白くて、笑えましたけど、今ひとつ心に止まるものが無い。
いろいろと面白い要素を詰め込んではいるけれども、結局いろいろな小ネタの連続体でしかなく、普段の作りこまれた物語という印象を受けることは出来ませんでした。
それを期待していた私の心持にも問題があったかもしれませんが。

ぐだぐだとしている中から生まれる日常的言葉の不確かさを描いている。

面白いんだけど、ちょっとグダグダし過ぎ。
飽きてくる。

ま、燐光群明けで内容のキツイのはごめん!って感じだったので、そのときの状態の私にはとっても良くて、背もたれに寄りかかりながら、ぼーっと眺めさせていただきました。
集中するでもなく、寝るでもなく・・・ほんわかの雰囲気の中でほんわか見させていただきました。

世界一団、今度の公演で第一期終了ということで絶対見に行かなくちゃ!
チケットも取ったしね!
http://www.sekaiichidan.net/

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posted by yositosi at : 20:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

燐光群

下北沢のスズナリで観賞、今回、燐光群は同劇場でに「だるまさんがころんだ」と「私たちの戦争」という2作品を交互に公演しておりました。
私はだるまさんがころんだの方を観賞、こちらの作品は以前に公演されて高い評価をされての再演+日本ツアーということのようでした。
というわけで、初燐光群の私はこちらの評価の高いものの方を見てみることにいたします。

燐光群、私の周りでよく話には挙がっていたのですが、なかなか見に行く機会がなかったのです。
ですが最近の私は見にいける芝居はとことんに見に行くという方針をもってやっているので、となるとこれだけの劇団、見に行っていないでは済まされません。
というわけで、今回は燐光群だけに強行軍で行って参りました。なんちって・・・。

まずビックリするのが役者さんの声の大きさ、それと滑舌の良さですね。
言葉をガーっと吐き出す場面があるわけですが、そういう時でも声が大きくて滑舌が良い為、とっても聞き取りやすいです。
ま、唾がバリバリ飛んできましたけど・・・。

後、暗転がとっても綺麗でした。
この数秒間の間に一体どうやってここまで人とモノを動かしたのだと疑うほど、綺麗に、物音立てず、ピタッと場面が展開していきます。
まるで役者の方達はあの暗闇の中で目が見えているのではあるまいかと思われるほど美しいものでした。
練習の賜物なのでしょう。

物語は地雷を巡る幾つかのお話が入り乱れながら最後へと繋がっていくというもので、日本で地雷を製造している会社に勤めている父親の話から、地雷を手に入れてこいと言われるヤクザの話、戦争下の少数民族、地雷原にいる日本の兵隊というような話が入り乱れていくのです。
ま、半ば強制的につなげられた感はありますが、最後はみんなでだるまさんがころんだをするというシーンなのですが、そのシーンが綺麗で且つ重く、心をガーンと打たれた思いです。
鳥肌が立ちました。
あの一瞬のためだけに見て損は無かったなと思います。

役者の方々はお若い人から頭のはげたおしいちゃんまで、とても多彩、そうそう外国人の方も何人かおられましたね。
きっと、オリジナルの劇団員ではないと思いますが・・・。
ですから、とってもリアルでした。
ああいうメンバー構成をしている劇団というのはなかなか無いですね。
今まで見に行った中にも無かったのではないでしょうか?
やはり、小劇場系の劇団はコンセプトがしっかりしており、また若い世代に向けたある種のサブカルチャーの如き表現を目論んでおりますので、年配の方が劇団に所属するということがもう無理なのでしょう。
それは、そういう芝居をしているのであるから、まったくもってしょうがありません。

そういう意味では、燐光群は本当に純粋無垢な芝居をしているということでありましょう。
テーマ性もさることながら、演出の方針も笑いの方針も、大衆に向けられているという言い方が出来ます。
少なくとも、笑いという観点からすれば、万人受けですね。

そういう芝居としての昔からの本物を追求している。
そんな気がします。

とても面白かったですね。また次も見に行こうかな。

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posted by yositosi at : 19:42 | コメント (0) | トラックバック (0)